もの忘れと認知症の違い

認知症とは、一定の状態を指す言葉です。
認知症を起こす原因は70ほどにも及びますが、
いちばん多い(約6割)のはアルツハイマー病です。
その主症状は記憶障害です。 

一般的には、加齢による物忘れは体験の一部を忘れるのに対し、
認知症は体験自体を忘れてしまうといわれます。
(例)昼食に何を食べたかを忘れる⇒体験の一部
   昼食を食べたこと自体を忘れる⇒体験自体を忘れる

またアルツハイマー病は、
昔の記憶より、さっきの記憶が障害されやすいという特徴があります。

もしご自身や周りの方で
「最近物忘れが多くなったなぁ?」
と、感じてもすぐに認知症と決めつけず、
どういう内容を忘れるようになったのかもう少し観察してみてはどうでしょうか?

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